Zendesk社より2025-02-28のリリースノートが公開されたのでお知らせします。
Zendesk社から公開されるリリースノート(英語)を日本語に翻訳して内容をまとめたものです。
公式記事については以下リンクよりご確認ください。
Release notes through 2025-02-28
今週更新のあった製品は以下です。(クリックすると移動できます)
AIエージェントとナレッジ
New:
- 「AIによる記事翻訳」がEAP(早期アクセスプログラム)として提供開始されました。
AIがKnowledge(旧称:Guide)上の記事の翻訳版を作成する機能です。
本EAPについての詳細はこちらでご紹介しています!
Fixed:
- アクション設定時に、数値入力フィールドでパラメータを使用できないバグを修正しました。
- 返信テンプレートが無効化されるバグが修正され、現在はすべてのテンプレートが有効化されています。
- AIエージェントによる「None(なし)」あるいは「I don't know the answer.(回答がわかりません)」と返信しなくなりました。
高度なAI
New:
- インテリジェントトリアージ
- 管理者は、デフォルトで設定されている「目的(インテント)」の説明を表示することが可能になりました。
- 類似チケット
- 類似チケットの検出アルゴリズムが強化されたため、より迅速なチケット対応が期待できます。
チャットとメッセージング
New:
-
メッセージングトリガの強化
- コンディションに「Eメール」が追加されました
- Eメールをコンディションとして設定することで、より顧客ごとにパーソナライズされたワークフローを組むことが可能になります。
- 「タグを除外する」アクションが追加されました
- メッセージングの会話からタグを除外することが可能になります。
- コンディションに「Eメール」が追加されました
アプリ・マーケットプレイス
New:
BotDojo(Support)
BotDojoは、企業向けのAIプラットフォームです。BotDojo AIエージェントによってチケットの検索、更新、管理がなされ、またチケット履歴へのリアルタイムアクセスの提供や、ステータス更新を自動化します。エージェントの作業効率が向上し、より優れた顧客体験を提供します。
Zenlight(テーマ)
Zenlightは、Knowledge(Guide) で利用できる、完全にレスポンシブな多目的ヘルプセンターのテーマテンプレートです。
Bot History Viewer(Support/有償)
Bot History Viewerは、Zendeskのコンテキストパネルに顧客とAIエージェントの対話履歴を表示するアプリです。顧客とAIエージェントの全会話と、ボットのみの会話やエスカレーション(人間のエージェントへの引き継ぎ)を絞り込んで表示することが可能で、エージェントは過去のやり取りを把握し、ボットのみの会話から有益なインサイトを得ることができます。
Problem Viewer(Support/有償)
Problem Viewerは、Zendesk上で発生中の問題チケットを一覧表示し、最新の更新情報や現在のステータス、関連するインシデントチケットを確認できるアプリです。問題の影響範囲を迅速に特定することで、対応を最適化できます。
Kimiyi AI(Support/有償)
Kimiyi AIは、生成AIと大規模言語モデル(LLM)を活用し、24時間365日対応可能なカスタマーサポートを提供するAIエンジンです。Zendeskとの統合により、チャットボットとの対話からチケットを作成し、パーソナライズされた顧客対応を実現します。
Soto 128(テーマ)
Soto 128は、さまざまなビジネスで活用できるモダンかつダークなKnowledge(Guide)向けのテーマテンプレートです。カスタマイズ可能なレイアウトやセクションがあらかじめ含まれており、シームレスな顧客体験をの実現を促進します。
Explorify(テーマ)
Explorifyは、Knowledge(Guide)向けの完全レスポンシブかつ多目的用途が可能なテーマテンプレートです。優れたデザインとパフォーマンスで、現代的でスタイリッシュなヘルプセンターを構築します。
Omni Task Manager(Support/有償)
Omni Task Managerは、タスクの整理・追跡・管理を一元化し、業務効率を向上させるオールインワンのソリューションです。
サブタスクの作成・割り当て、コメントの連携や期日の設定などが可能で、チームの生産性を最大化します。
モバイルSDK
Zendesk SDK iOS v2.28.0
New:
- Conversations APIを用いて、会話リストを非表示にできるようになりました。会話リストを非表示にすることで、エンドユーザーが最新の会話にアクセスしやすくなります。
- JWTが無効の際に、匿名ユーザーを保持するために追加のチェックを実行できるようになりました
Changed:
- エンドユーザーがSDKを起動したタイミングで、会話リストではなく最新の会話の画面が表示されるようになりました。「back」ボタンをタップすることで会話リスト画面に戻ることができます。
Fixed:
- 会話のタイトルが更新されるように修正しました
- 最新を知らせるバナーが正しく表示されるように修正しました
今週更新のない製品
- Support
- 分析(Explore)
- Talk(音声通話)
- 管理センター
- Zendesk QA
- Zendesk WFM
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