Zendesk社より2025年3月21日までのリリースノートが公開されたのでお知らせします。
Zendesk社から公開されるリリースノート(英語)を日本語に翻訳して内容をまとめたものです。
公式記事については以下リンクよりご確認ください。
Release notes through 2025-03-21
今週更新のあった製品は以下です。(クリックすると移動できます)
AIエージェントとナレッジ(Guide)
New:
ナレッジ(Guide)
匿名(非ログイン)ユーザーのトラッキングが可能になりました。(詳しくはこちら)
AIエージェント Essentialプラン
メッセージング用AIエージェントの制限付きコンテンツに関するサポートが追加されました。
AIエージェント Advancedプラン
New:
- インタフェースで以下の言語が表示可能になりました。
- ポルトガル語(ブラジル)
- ドイツ語
- 日本語
- フランス語
- スペイン語
- すべてのAIエージェント Advancedプランユーザーへ対し、利用例の提案が表示されます。
- Ultimate GPTのWebクローラーソースが編集可能になりました。
- AI生成メッセージへのリッチメッセージングのサポートが提供開始されました。
Fixed:
- ボットを更新するとユーザーロールから除外される事象が解消されました。
- Salesforceへのエスカレーションが正常に作動するようになりました。
高度なAI
New:
- エージェントワークスペースでの生成AI機能にチケットサマリー、ライティング拡張機能が加わりました。
- 目的(エンティティ)検出EAPに新たなフィールドが追加されました。
- オートアシストがタグとドロップダウンフィールドを更新できるようになりました。
Talk(音声通話)
Fixed:
- コールの転送時に、すでに電話対応中のエージェントが転送可能対象として表示されるバグが修正されました。これにより、コールを転送する際に電話対応中のエージェントはすべて「On-call」と表示されます。
アプリ・マーケットプレイス
New:
Engage Voice(Support)
「Engage Voice」は、Amazon Connectの音声技術を統合し、AIによるスマートなコンタクトセンター運用を可能にするアプリです。クリアな通話、最適化されたワークフロー、エージェントの生産性向上を実現し、ビジネスの成長に柔軟に対応できる音声ソリューションを提供します。
Easy(Guideテーマ)
プログラミングの知識がなくても、Zendeskヘルプセンターを簡単にカスタマイズできるテーマです。初心者でも手軽にデザインを変更し、ブランドに合わせたヘルプセンターを構築できます。
Simple PDF Export for Guide(Support/有料)
Simple PDF Export for Guideは、Zendeskのヘルプセンターやナレッジベースの記事をPDFにエクスポートできるアプリです。OAuth認証を利用したシームレスなインストールで、APIキーのコピー・ペーストなしに安全に利用可能です。
Ask-AI(Support)
Ask-AIは、AIを活用したナレッジ検索ツールで、サポートエージェントが迅速に情報を見つけ、顧客対応の質を向上させます。また、ヘルプセンターやコミュニティの情報を統合し、顧客が迷わず必要な情報を検索できるようになります。
Ticket Timeline Viewer(Support)
Ticket Timeline Viewerは、チケットのイベント履歴を時系列で整理し、分かりやすく可視化するアプリです。変更が発生した要素のみを表示するため、チケットの流れが短く、直感的に理解しやすくなります。
CSAT Manager(Support/有料)
Ticket Timeline Viewerは、チケットのイベント履歴を時系列で整理し、分かりやすく可視化するアプリです。変更が発生した要素のみを表示するため、チケットの流れが短く、直感的に理解しやすくなります。
AI Ticket Splitter(Support)
複数の課題が含まれるチケットをAIが自動で識別し、適切に分割するアプリです。エージェントは、必要なコメントや詳細を選択し、簡単に新しいチケットを作成できます。AIの提案をもとに、より素早く正しい対応が可能になります。
Macro Templates(Support)
Macro Templatesは、Zendesk内でマクロテンプレートを作成・管理し、チケット対応を効率化するアプリです。ワンクリックで定型文をチケットコメントにコピーできるため、対応スピードが大幅に向上します。
Time Zones(Support)
Time Zonesは、エージェントと顧客のタイムゾーンを即座に変換できるアプリです。グローバル対応を提供するサポートチームにとって、時間のズレによる誤解を防ぎ、スムーズなスケジューリングを実現します。
SuccessCX Insights Portal(Support)
Zendeskの設定をワンクリックで分析し、問題を特定・解決できる管理アプリです。トリガ、自動化、マクロ、ルーティングルールなどを細かくチェックし、よりスムーズな運用を支援します。
BlockSurvey(Support)
Zendeskのサポート画面から直接、安全に暗号化されたアンケートを送信できるアプリ。顧客からリアルタイムのフィードバックを収集し、サービス改善に役立てることができます。
BambooHR(Support)
チケットリクエスタのメールアドレスをもとに、そのリクエスタの従業員情報を自動取得し、Zendeskのサイドバーに表示するアプリです。エージェントは、問い合わせ対応時に必要な情報を即座に確認できるため、やり取りの効率がアップします。
Kensho 128(Guideテーマ)
Kensho 128は、Templating API v4に対応した、柔軟なカスタマイズが可能なZendeskテーマです。レスポンシブデザインを採用し、さまざまな業種・ニーズに対応できるテーマ設計が魅力です。
モバイル
Zendesk iOS SDK release Notes v.2.29.1
iOS
Fixed:
- (Swift Package Managerのみ)同一の会話チケットがオープンになっているときに"messagesShown ZendeskEvent"がトリガとして発火しない事象が解消されました。
Zendesk iOS & Android SDK Release Notes v2.30
iOS
New:
- バナーの待ち時間表示
- メッセージングチケットがキューに追加されたタイミングで、エンドユーザーに対して予測待ち時間とキューでの順番を表示させることができるようになりました。
Android
New:
- バナーの待ち時間表示
- iOSと同様に、メッセージングチケットがキューに追加されたタイミングで、エンドユーザーに対して予測待ち時間とキューでの順番を表示させることができるようになりました。
Zendesk iOS SDK release Notes v.2.30.1
iOS
Fixed:
- 同一のチケットがオープンになっているタイミングで"messagesShown ZendeskEvent"がトリガされない事象が解消されました。
Zendesk WFM
- レポートとモニタリング
- エージェントアクティビティページとレポートページで異なる遵守率が表示されるバグが修正されました。
- CSVエクスポートすると、勤務時間あたりの解決ポイントの数値で切り捨てられた数字まで表示されていたバグが修正されました。
- 予測パラメーターで設定された静的AHT値が、予測と実績ページの予測AHTコラムで正しく表示されるように修正されました。
- エージェントアテンダンスページの稼働率指標は、稼働率計算に関する最新のアップデートに従うように更新されました。
今週更新のない製品
- Support
- チャットとメッセージング
- 管理センター
- Explore(分析)
- Zendesk QA
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。