2025年5月16日までにリリースされた主な新機能・改善点をご案内します。今回はAIエージェントやナレッジベースまわりを中心に、日々の運用に役立つ内容が多く含まれています!
①AIエージェントとナレッジベースまわり
✅ 新機能・改善点
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手順ページからユースケースページへの戻り操作がしやすくなりました
ちょっとしたUX改善ですが、地味に便利です。 -
新しいプロシージャエディタが登場(段階的に提供中)
以下のような細かい使い勝手が改善されています:- 手順間のコピー&ペーストが正しく動作
- ジャンプカーソルや特殊文字入りアクション名の不具合解消
- 空欄テキストエリアへの貼り付けOK
- リッチコンテンツで「元に戻す/やり直す」が正常に動作
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検索ルールの取り扱い改善(gen3 RAG Agent)
デフォルトの検索ルールを使用するようになり、より意図した結果に近づけやすくなっています。 -
Markdown・HTML形式での出力に対応
エージェント型AIの表現力が一段とアップしました。 - 高度なメール自動化に向けた新しいエスカレーションステータスが追加
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会話ログのフィルターが強化
「ラベル」や「目的」に対してAND/ORの条件指定が可能になっています。 - ブロックやイベントに設定したアクションをドラッグ&ドロップで並べ替え可能に
- Webクローラーのナレッジソース設定が保存時に正しく反映されるよう改善
🛠 修正された不具合
- 「ようこそ」会話 →「手順」リンクで、言語未設定時に誤って対応外言語で返信される問題を修正
- 自動選択設定の「...」ブロックのリンクがコピペできない問題を修正
- BSATの返信をテンプレートとしてコピーできてしまう問題を修正
- 一部言語で「Test production」ボタンが切れて表示される問題を修正
②Copilot関連
✅ 新機能
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トーン調整AI(Tone of Voice)をリリース
文体を目的に合わせて自動調整してくれる、音声生成型のAIツールです。 -
インテリジェントトリアージの強化
チケットのライフサイクルを通してセンチメント(感情)や目的が追跡できるようになりました。
🛠 改善点
- スパムやフィードバック系のチケットがより正確に分類されるよう、目的モデルを改良
③アプリ・マーケットプレイス
✅ 新アプリ:送信者履歴(サポート)(有料)
- ユーザーが送信したチケットの履歴を、チケットサイドバーに一覧表示
- 自分のグループ外で対応されたチケットも含め、ステータスの確認やフォローアップがしやすくなります
- オープン、保留、カスタマーに代わって作成したチケットなど、リアルタイムで確認可能
ご不明点がある場合や、設定への反映など個別相談をご希望の際は、弊社担当までお気軽にご連絡ください。
引き続き、よりよいZendesk活用のための情報を随時お届けしてまいります。
本記事の内容は、以下のZendesk公式リリースノートをもとにまとめています:
🔗 2025年5月16日までのリリースノート
Zendesk公式の更新情報も随時チェックしたい方は、上記ページをご参照ください。
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