AIエージェントの機能であるオートアシストと、その指示書であるプロシージャについてのアップデート情報をお知らせします。
チケットフィールドの情報を読み取った提案が可能に
今回のアップデートによって、オートアシストがチケットフィールドの情報を読み取り、その情報をもとにした提案を生成することが可能になりました。
オートアシストが読み取ることのできるチケットフィールドは以下です。
- 担当者のEメールアドレス
- ブランド
- 優先度
- リクエスタのEメールアドレス
- リクエスタの氏名
- ステータス
- 件名
- タイプ
※2025年2月5日現在
これらのチケットフィールドの読み取りが可能になったことで、プロシージャの指示中にもチケットフィールドの情報を含めた条件分岐やアクションの指示を作成できるようになります。
チケットフィールドの情報を含めたプロシージャの例
プロシージャでは、チケットフィールドの情報を以下のように含めることができます。
ブランドごとに異なる指示を提案する
→「チケットのブランドがXならば返金期間は20日間、Yならば返金期間は30日間として顧客に案内する」
Eメールアドレスによる条件設定
→「リクエスタのEメールアドレスがxxx@zeq.co.jpの場合、通常通りの返金方法を案内する」
実際に試してみた
ZeQのデモ環境で、実際にどれだけチケットフィールドの情報を正確に読み取った提案ができるか試してみました。
プロシージャでチケットフィールドの情報を含めた指示を設定する
今回は、Zendeskの社内ポータル利用を例に、社員(リクエスタ)がPCを紛失した場合に「リクエスタの名前」のフィールド情報を条件としてアシスト内容を指示します。
相沢さんがPCを紛失した場合は実費購入対象として案内、そのほかの社員が紛失した場合は、ステップ2以降の確認へ進むようにプロシージャを編集しました。
チケットフィールドを読み取った提案ができた
「リクエスタの名前」を正確に読み取り、相沢さんに対しては、指示通りの案内(ステップ1)が提案されました!
次に、氏名に「相沢」が含まれないリクエスタからの同様のチケットを確認します。
こちらもチケットフィールドを正確に読み取り、プロシージャで指示したとおり、ステップ2以降の案内が提案されました!
名前以外にも、「ブランド」や「チケットタイプ」、「優先度」などで条件分岐を設定できますね。
また「リクエスタの組織」などのフィールドも読み取れるようになると、さらに正確なアシストを指示できるようになりそうです。今後のアップデートに期待しましょう!
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