Zendeskの分析機能である「Explore(分析)」では、2024年11月に新しいダッシュボードビルダーがリリースされ、より感覚的でシンプルな操作で分析レポートを作成できるようになりました。
Zendeskは、この新バージョンのダッシュボードビルダーへの移行を推奨しており、移行前のダッシュボードビルダーは2025年11月4日をもって廃止されます。
ダッシュボードビルダーの移行が未実施の場合は、新バージョンへの移行作業が必要です。
本記事では、そのダッシュボードビルダーの移行の流れについてご紹介します。
まずはダッシュボード一覧で移行状況を確認
ZendeskにログインしてExploreの画面を開くと、ダッシュボードが一覧で表示されます。
このとき、以下の画像のように、移行が未実施のダッシュボードには「旧バージョン」というステータスバッジが表示されています。
移行を開始する
移行するダッシュボードが決まったら、「旧バージョン」バッジ横の「移行を開始」をクリックします。
このとき、「(制限あり)」のような文言が表示される場合は、以下のような状態が考えられます。
- 「移行を開始する(制限あり)」
- 移行は可能ですが、一部の機能が変更されるか利用できなくなります。
- 「移行する(ブロック済み)」
- 以下の要素を解消したのち、そのダッシュボードを移行できます。
- タブが10個以上ある
- 各タブにコンポーネント(=レポートやフィルター)が35個以上含まれている
- 以下の要素を解消したのち、そのダッシュボードを移行できます。
制限やブロックの表示がないダッシュボードで「移行を開始」をクリックすると、以下の画面に切り替わります。共有範囲に変更がない場合は、ここでチェックを入れましょう。(移行後の設定も可能です)
制限ありのダッシュボードの「移行を開始」をクリックすると、同じく共有設定のほかに、具体的な制限の詳細が表示されます。
何かしらの制限がある場合は、移行後のダッシュボードを確認し、適宜調整を行なってください。
移行後も、旧バージョンのダッシュボードは保管されている
ダッシュボードを移行したあとも、もととなる旧バージョンのダッシュボードは2025年11月4日までは保管されています(一覧に表示されます)。そのため、移行後のダッシュボードで微調整が必要な場合は、11月4日までに旧バージョンのダッシュボードを参照して対応を終了させておくことをおすすめします。
(いや、それでも不安が拭えない!という場合は、旧バージョンのダッシュボードをコピーしてから移行することも可能です。コピーしてから移行すると、移行前のダッシュボードとコピーしたダッシュボードが2つ保管れます。)
移行に際してそのほかに不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。