エンドユーザーからの問い合わせに対するエージェントの回答文を、AIがパターン別に書き換える「tone of Voice」。先日ローンチされたばかりのこの機能が、早くもパワーアップしたのでお知らせします!
書き換えパターンに新たに「簡潔にする」「カスタムプロンプト」が登場
従来の書き換えパターンは、「長文にする」「もっとフレンドリーに」「もっとフォーマルに」「自分のトーンで書き換え」の4パターンでした。
今回新たに登場したのは、「簡潔にする」「カスタムプロンプト」の2種類です。それぞれどのような書き換えができるかご紹介します!
「簡潔にする」
もとの回答文にある要点を押さえつつ、文字数を抑えてより簡潔な文章に書き換えます。サービス、プロダクトの機能や手順の説明など、重要かつ冗長になりがちな文章に使いたいですね!
さっそく筆者も試してみました。イメージは「文章を書くのが苦手なエージェントが丁寧な回答を作成しようとして文章が冗長になってしまった」シチュエーションです。
↓作成したもとの回答文
冗長で、要点が掴みにくい印象です。
ではこの文章を、トーン変更で「簡潔に」で書き換えてみます。
必要な情報はそのままに、不要な文末表現が削ぎ落とされ、シンプルで読みやすい文章になりました!
基礎的な文法も心配はなさそうです。
「カスタムプロンプト」
その名の通り、エージェントが「ポイントを箇条書きで整理して」「スペルミスを正して」などの支持を入力して、その支持通りに文章を書き換えます。
パーソナリティを表現するというよりかは、スピーディにタイプミスや誤字脱字を確認したい、日本語が第一言語ではないエージェントの補助として使いたい、というケースが考えられます。
こちらも実際に試してみたところ、「〇〇(人物像)っぽく書き直して」という指示には反応せず、「漢字をすべてひらがなに直して」「タイプミスをすべて正して」といった指示には反応しました。
筆者は毎月ネイルサロンに通って爪を管理しているのですが、爪に長さを出したり角度をつけたりした場合、まれにタイプミスや誤字脱字をしてしまうことがあります。
そんなシーンを思い返しながらテストチケットを作成しました。
カスタムプロンプトを用いて、タイプミスと誤字脱字を直してもらいます。
tone of Voiceのボタンを押して一番下に表示される入力欄に、「タイプミスと誤字脱字があったら直して」と記入しました。
待つこと1秒で...
見事にタイプミス、誤字脱字ともに修正された文章が出来上がりました!
こちらも文法的に不自然な点は見受けられません。心強いですね!
書き換え機能がここまで拡張すれば、例えば入社したばかりのエージェントや文章作成に苦手意識のあるエージェントでも、スムーズにチケットを引き継ぎ、余分な時間をかけずに適切な回答文を作成することができそうです!
ぜひご活用ください!
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。