ヘルプセンターが構築できるZendeskの製品モジュール「Guide」において、非ログイン(匿名)ユーザーのトラッキング機能が追加されたのでお知らせします。
ログインしていないユーザーのセッションデータを追跡できる
このアップデートによって、Guideで構築したヘルプセンター内の全てのページに匿名トラッキングコード(Cookie)が自動的に追加されます。
ヘルプセンターで計測・分析できるデータが増えるため、より良いコンテンツの制作や整備に効果的な機能ですが、地域や企業によっては、ユーザーにデータを取得することについて同意(オプトイン)を得ることが義務付けられている場合があります。
今回のアップデート機能を有効化する場合は、事前に同意取得について確認しておくことをおすすめします。
トラッキングの設定方法
非ログインユーザーへのトラッキングを有効化する場合は、Guide管理画面から「設定」>「インテグレーション」>「匿名ユーザーの追跡を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れることで、設定が完了します。
実際に試してみた
実際にどのようにトラッキングが確認できるのか試してみました。
エンドユーザーとしてヘルプセンターを開き、ログインせずに記事をいくつか開いたあと、チャットで質問してみます。
チケット画面右側「顧客の行動履歴」から、どのページを閲覧したのかが確認できました!
実際にエンドユーザーが閲覧したページを把握することができれば、より迅速かつ的確な対応ができますね。
すでに確認した記事を再度案内するようなことも起きないため、エンドユーザーの体験向上も期待ができます。
Zendeskによると、今後数週間のうちにExploreで新たなナレッジデータセットの提供を開始するようです。今回のトラッキングデータも活用すれば、より詳細な分析ができるようになりそうです!
Cookieのオプトイン設定とあわせて、ぜひチェックしてみてください。
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